2013年1月5日土曜日

エネルギーファイナンスのスキームをどう作るか?


 エネルギーファイナンスを考える際に、どういうスキームを作るかは、プロジェクトがうまくいくために決定的に重要な役割を果たす。

将棋でもそうだが、うまくいくための方法論、つまり定石というものがある。また、その定石をまとめた格言がある。
「一歩千金」 とか、「遊び駒を活かせ」、「開戦は歩の着き捨てから」など。
 このような発想の玉手箱をもっていることが、上級者の近道となる。

 エネルギーファイナンスの定石を考えてみたい。

  1. 省エネ、創エネ、蓄エネを効率的に組み合わせる
  2. 地域資源の再発見を図る
  3. 負の資源をプラスに変える
  4. コージェネレーション
  5. 複合的なシュチュレーションを想定(平常時、緊急時)
  6. 内と外の連携を図る
  7. それぞれの特技を活かした組み合わせ
  8. ハブ機能を活かす
とりあげず8つの定石を考えてみた。 ケースバイケースで活かせる定石は異なるが、スキームを考える上で参考になる視点が含まれている。将棋でも上級者と初心者の違いは融通性、柔軟性があるかないかである。一つの発想を全ての状況で活かそうというのが初心者。ケースバイケースで自分の知識、経験を使いわけるのが上級者だ。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿